れんさ俳句

春宵や莫妄想の喝が飛ぶ
「想」にれんさです。

龍に視る他人（ひと）の想いと己が春

龍天に昇りてホームランキャッチ
「龍」にれんさです。

竜の玉弾ませてみる午後の閑

歌舞伎舞踊『三社祭』では、善玉、悪玉が雲の中から降りてきて、
隅田川に網を投げる漁師二人に入り込み、軽妙に踊ります。
玉杯に紅の毒春の闇
「玉」にれんさです。

善玉と悪玉踊る石鹸玉
「石」にれんさです。

我が心石には非ず鳥曇
｢石」にれんさです。

雪とけて微笑み戻る石仏
｢石」にれんさです。

｢石投げ」は「水切り」という遊びですね。
小生も良くやりました。15段が最高記録です。
今でも、孫と挑戦しています。 (^^♪
石の形と投げ方にコツがありそうです。
春場所や片手軽々力石
｢石」にれんさです。

石投げの十段跳びや春の川
｢石」にれんさです。